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セミナー名

M&Aにおけるグローバル独占禁止法実務
~クロスボーダーM&Aにおいて日本企業が知っておくべき外国競争法実務~

概要

現在、世界中(100か国以上)で、M&Aに関する独占禁止法(競争法)上の規制が存在します。そのうち大多数の国では、事前届出が必要とされ、各国の競争当局からクリアランスが出るまでM&A案件を完了できません。日本企業がクロスボーダーで事業を買収または売却する機会は着実に増えています。そのような場面では、外国競争法に関する知識は、日本企業にとっても必須なものといえます。
本セミナーでは、グローバルでの独占禁止法対応という観点から、M&A案件の開始時からクロージングに至るまでの実務を、時系列に沿って解説します。また、必要に応じ、日本法との違いにも触れ、日本企業にとって特に注意すべき点がわかるように進めていきます。

 

[プログラム]

 

 1. はじめに

M&Aにおけるグローバル独占禁止法対応の位置付けを紹介します。


 2. M&A案件開始時の検討

そもそもどのような場合に外国競争法を気にする必要があるのか、M&Aにおいて外国競争法に関するリスクとはどのようなものかを説明します。


 3. 競争当局への届出が必要な国の特定

どのようにして届出が必要な国を特定するのか、かかる特定のための作業を効率的に行うためにどのような手法があるかについて紹介します。

 

 4. M&A契約交渉における独禁法論点

競争法クリアランスに関する売主・買主間でのリスク分担は、しばしばM&A契約交渉の主要論点となります。競争法クリアランスを得ることができなかったことにより支払を求められるブレークフィーや、競争法クリアランス取得に関する買主の義務(Hell or High Water条項など)についての最新実務を解説します。


 5. 各国競争当局への届出の実務

代表的な法域であるEU、中国および米国における競争当局への届出の手続と注意点を説明します。

 

 6. クロージングまでの注意事項(ガン・ジャンピング)

M&A案件クロージングまでの注意事項として、いわゆるガン・ジャンピングの問題を取り上げます。具体的には、クリアランス取得前の取引の一部実行とみられるのはどのような場合か、クロージング前に当事者間でどの程度情報交換してよいのか(特に競争事業者の場合)、を検討します。

 

開催日

2018年11月01日(木)

開催時間

14:00~17:00 (受付開始13:30~)

会場名

クリフォードチャンス法律事務所 外国法共同事業 セミナールーム

会場所在地

〒 100-0005
東京都千代田区丸の内1丁目1番1号 パレスビル3階

 

<アクセス>

● 地下鉄「大手町駅」C13b 出口から直結
 ・三田線
 ・千代田線
 ・半蔵門線
 ・東西線
 ・丸の内線
● JR 東京駅丸の内北口から徒歩約8 分

 

講師名

鹿倉 将史 氏(クリフォードチャンス法律事務所 外国法共同事業 カウンセル 弁護士)

04年京都大学法学部卒業。06年京都大学法科大学院修了。07年弁護士登録。12年ウォーリック大学ロースクール修了(LL.M.)。12年~13年クリフォードチャンス法律事務所ブリュッセルオフィスにてEU競争法実務に従事。13年ロンドン大学キングス・カレッジ EU競争法PG Diploma取得。M&A(特にクロスボーダー)、国内外の独占禁止法の案件を扱う。

受講料

20,000+税
※参加費は事前に銀行振込にてお支払ください。
※お振込み先情報は受講票メールにてお知らせいたします。
※振込手数料はお客様のご負担にてお願い申し上げます。

参加条件

※同業者・競業する方と判断した場合等主催者都合によりお申込みをお断りする場合がございます。
※お申込みの際にメールに記載いただいた個人情報につきましては、主催者からの各種ご案内等に使用させて頂きます。
※セミナー内容は予告なく変更となる可能性があります。予めご了承ください。
※カメラ⁄ビデオ⁄テープレコーダーなど記録機器の持ち込みはご遠慮ください。

主催・協力

クリフォードチャンス法律事務所 外国法共同事業
レクシスネクシス・ジャパン株式会社 / ビジネスロー・ジャーナル

問い合わせ先

レクシスネクシス・ジャパン株式会社
ビジネスロー・ジャーナル  広告・出版部セミナー担当
Email: seminar@lexisnexis.co.jp

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